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  • 執筆者の写真加藤千奈

おもちゃみたいな日本画

更新日:2018年11月4日


私の場合個性的な一つの特徴がある日本画家ではありません。これは良いことなのか悪いことなのか分かりませんが、自分の中でシリーズがあるといった感じです。これは子供をテーマにしたシリーズ、夢の中の動物をテーマにしたシリーズなど色々あります。ヴィトンというブランドにモノグラムやダミエやエピのシリーズがあるように、同じ作者でもテーマ性の違いで絵が変わるタイプです。それでも全ての作品は日本画の画材で作られています。


最近自分の中で誕生したのが、おもちゃシリーズになります。動物を描いていてふと「なんだかキャラクターのような可愛らしさが出てきてしまったな...いっそ玩具みたいなの描いてみようかな?」と始まりました。東京芸術大学の学部生の頃に、古美術研究旅行で京都の養源院を訪れた際、俵屋宗達の襖絵を目にし「今見ても古さを感じない。この獅子や象がキャラクター化されても普通に受け入れられるだろう。そういう意味で俵屋宗達はオリジナリティのある天才だな。」と思いました。

日本画でキャラクターっぽい絵を描くのは、何と無く罪悪感があったりするものですが(これは芸術ではない、と)、古くから日本人にある感覚なら受け入れて日本画で描いてもいいじゃないと筆を走らせました。

中華圏では二頭身化のキャラクターを『Q版』と呼ぶようで、『加藤千奈Q版』とネーミングして頂きました。

自分が間となって過去と現代を結ぶようで芸術の世界は楽しいです。


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