長年勤めていた美術予備校の講師を今年度で辞めました。塾生の期間も入れると20年近く?恐ろしい!最初はすごく嫌だったんですけどね、美術予備校に通うの。だんだん本気で打ち込めるようになって、嫌なことでも逃げずにやっていけばだんだん楽しくなるという事を教えてくれた場でした。結構これが今後大事で、制作途中でも「うわーダメだーー!」って思うことなんて日常茶飯事。そこからどう復活するかは、まず精神力が必要なんです。
3浪して大学生になって「ちょっと高校生の指導やってみてよ。」という流れで学生講師をしてみました。あれよあれよと時が流れ、就職せずに作家活動をしてた私はそのまま美術予備校講師にヌルっとなってしまいました。美術予備校には良いのか分かりませんが、大学院を出た2014年から数えると9年間社会人講師をしていました。
自分が自分のことでめげそうな時も、必死に頑張る受験生を見てるとパワーがもらえるのがとても良い場でした。
ただここ近年、細々と仕事が増えてきていて自分の制作時間が圧迫されてるのに悩んでいました。外で働いている時間が長ければそれなりに充実感も持てる分、制作時間がなくなり年間の作品枚数の少なさに焦燥感を感じたり。悩んだ結果仕事をセーブして制作時間を増やすということでした。
もう40歳が近くになった今、改めて誠実に制作に向き合いたいと、新年度から邁進していきます。とりあえず今年の個展に向けて!作家としての応援よろしくお願いします。
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