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執筆者の写真加藤千奈

日本画制作過程:本画

更新日:2018年11月4日

スケッチやイメージ画に小下図など行程を経て、本画にたどり着きますが、転写した後はただ必死な戦いが続きます。どうにか絵になることだけで取り組みます。人間必死になると、なかなか考えれないものです。なので本画に入る前にじっくり吟味し、何をすべきなのか考えるのが大事です。本画でのことも今後書いていこうと思います。

タイトルはスケッチで出会った時に「王様みたいだ。」と思ったことから、「King」と名付けました。

こうしてできた絵ですが、スケッチから日本画に変わるだけでも6ヶ月、日本画の勉強を始めてからは10年。

ピカソが30秒で描いた絵に100万ドルとつけ驚かれていましたが、ピカソは「30秒ではなく、30年と30秒です。」と言ったと言います。その通り1枚の絵でも長い鍛錬や考えてる時間があり、制作はその末端になります。


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