共シール作り
- 加藤千奈
- 6月21日
- 読了時間: 2分
更新日:7月4日

絵を描いたら終了ではなく、雑務も細々とあります。作品の額裏につける共シール。購入された方にとっては証明書のようなものになると思います。共シールの存在は作品を販売する時に初めて知るのですが、なぜ名前が「共シール」なのか?よく知りません。日本画は油絵よりも古くからあるんだ!と日本美術界で強気な姿勢なのに、「シール」なんて言葉を入れてもいいんだろうかい?と思ってます。共の意味は画題と作家名で共なのでしょうか?
と、作るたびに疑問符を浮かべながら作業します。とはいえ私の共シールは手作業が多いです。画材屋さんで共シールの紙は売っているので購入して画題と名前を書いてと落款を押せば完成ですが、私は台紙のデザインを自分でしています。印刷できるタイプの和紙を選んで印刷。そこに画題と名前を書いて、玉煙堂さんに制作頂いたQRコード落款を押します。落款を読み込んでもらうと、私のHPの「works」に飛んで、スマホからも作品を見ることができます。基本家に飾ると思うので購入者さんが家で話のネタにできるように作ってみました。
それをラミネートして裁断。

こんな感じで、作品作りをメインにがんばりますが、額もこだわったり共シールもこだわったり…手間暇の掛け方はブラック企業並み。
業界を知ってる分、作品購入する際は日本画なら安心だなって思います。






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