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飼い猫の闘病

  • 執筆者の写真: 加藤千奈
    加藤千奈
  • 8月5日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月6日

2019年9月から三毛猫姉妹2匹を飼っていますが、その1匹のビビちゃんがまたまた闘病しています。またまたというだけあって、色々な病気をしてくれます。以下は今までの闘病歴を書いてます。


今回は右目の眼圧が上がってしまい、目薬でも眼圧は下がらず腫れて痛い状態。もともと眼球内部のレンズが外れて白濁していた右目でしたが、そのレンズが完全に外れて眼球内をコロコロ転がり炎症が起きてしまったようです。うちに来た時からあまり目が見えてない子で、目が白濁した時にレンズを戻す手術も考えましたが、視力が戻るわけでもなくストレスになると判断して手術せずにきてました。

猫風邪の影響でビビは右目の瞬膜が癒着してました
猫風邪の影響でビビは右目の瞬膜が癒着してました

避妊手術の時に瞬膜の手術もしました
避妊手術の時に瞬膜の手術もしました
1歳過ぎ、この辺りで右目が白濁してきました
1歳過ぎ、この辺りで右目が白濁してきました

6歳になった今、右目の腫れは緑内障ということと左目も調べると眼底の血管が動いていないことで機能してないとの診断が眼科専門医さんから入りました。そしてその起因はFIPの影響か?とのことでした。

ビビは2021年にFIPとなり治療を経て寛解となってます。

FIPは猫伝染性腹膜炎といい、大抵の猫ちゃんが持っている猫コロナウイルスが重篤化した状態がFIPでほぼ死んでしまう不治の病です。ただ個体によって効く薬があるのですが、未認可のためなかなか治療が難しいのです。薬を取り寄せている病院を紹介してもらい、その時の新薬GSで治療しました。

2021年9月から84日の投薬(GS)注射。素人の注射な上、体に液が入ると痛いらしく暴れるので固定してます。
2021年9月から84日の投薬(GS)注射。素人の注射な上、体に液が入ると痛いらしく暴れるので固定してます。

このGSは現在は凍結状態らしく、別の新薬が出ましたがそれでも効いたり効かなかったり。(ただ飲み薬で出たので『飲み薬だったら楽だったのにぃー』とか思ったり)

今通っている動物病院ではFIP寛解猫としては最も長く生きてるのがビビだそうです。


FIPの影響なのかその後2022年には脾臓に腫瘍があるということで摘出。病理検査の結果『脾臓が「く」の字に曲がっていた』とのこと。(脾臓がなくても生きていけるらしい)


3年ほど穏やかに過ごしていましたが、今回は右目眼球摘出に。今は摘出後3日経ちだんだん元気になってきてます。見た目ボロボロのビビですが、FIP寛解猫としては歴史を作っています。

早く普段の生活に戻れますように
早く普段の生活に戻れますように

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