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  • 執筆者の写真加藤千奈

石の着彩 彩色

更新日:2018年11月4日


デッサンの状態から、彩色してみました。彩色は透明水彩を使用しました。石のようにタフなモチーフなので、アクリル絵具でもよかったのですが、参考作品という意味があるので、透明水彩で塗りを厚くしながら描いてみました。

日本画の受験で培ったスキルは写実なので、こんな感じで大抵のモチーフは写実的に描けます。目の前に答えがあるのでひたすらそこに向かって行きます。


受験時代は、立体的に描く訓練をして、緻密に形を合わせる絵に仕上げていました。私の場合は3年浪人してしまったのですが、なんとか受験にピリオドを打つことができました。そしてルンルンで大学で制作をして先生に講評してもらうと、「もう受験的な絵は忘れなさい。」と言われ非常に驚きました。要するに写実的な立体表現以外で絵を考えなさいということでした。その時の私は大学に受かり自信に満ち溢れていましたが、『画業とはなんて紆余曲折な長い道のりが用意されているのだろうか?』と振り出しに戻った心境でした。


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