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裏打ち改良

  • 執筆者の写真: 加藤千奈
    加藤千奈
  • 2023年4月23日
  • 読了時間: 1分

古代魚ブームでしょうか、魚を描いてます。小下図→大下図→転写と進んでいますが、ただいま転写準備中です。

その間に本紙の準備もしなくてわ。

ドーサ引きをして乾いたら、裏打ちします。パネルには新鳥の子紙を貼り、本紙の裏には細川紙を貼る…毎度、紙に重装備を施すような感覚です。

裏打ちの紙は何枚か貼り合わせますが、貼り合わせの重なりを3mmほどにできると、段差がなくなります。(そのため紙の端を毛羽立たせるように切ります。毛羽立ち同士を重ねる感じです。)この重なりをコントロールするのが難しいです。そもそも紙の角を直角に出しながら、辺を直線的に食い裂きを作ります。薄紙を貼る際もシワがよらないようにしていきます。

最近大学で働いてるせいか「あ、こうすればいいんだ!」ということも多くあり、裏打ちが改良されてきました。重なりも全然分からない状態で貼れてきてます。写真は3枚貼り合わせた部分です。


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